楽しんで勉強を続けるために親ができること

ひとりごと
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「お母さんがほめてくれる」が原動力

「やらされる」勉強はつまらない

 小学校の勉強には、人生で役立つすべての要素が入っています。知ってくと、ものの見え方が豊かになったり、人生がおもしろくなったりすることが詰まっているのです。



 子どものうちは何のために勉強するのかわからなくても、大人になってから、「ああ、こういうことだったんだ」と思うことがあります。



 算数が嫌いな人は、「平方根が何の役に立つんだ」と考えますが、算数が好きな人は、そもそも役に立つかどうかなんて考えません。ただただ、論理的に考えることが楽しいのです。




 「なんでこんな勉強をするんだ」と思う前に、ただただ、「わかることが楽しい」と実感してもらいたいです。




 本来はそういう授業を学校で行えるといいのですが、現実にはなかなか難しいものです。家庭学習では、勉強を嫌いにならないよう、「勉強って楽しい」と思えるよう、親が上手にサポートしてあげてほしいと思います。

手をかけて関わるほど子どもはがんばる

 とにかく「ほめる」ことです。


 ささいなことでかまいません。
 「今日も10分がんばったね」
 「あなたこのハネ、いいわね」
 など、どんなことでもいいのです。
 

 ほめられれば、子どもは嬉しいものです。

 お母さんと勉強するの楽しいな。教えてくれるし、ほめてくれるし。
 勉強好きだなと子どもが思えたら、しめたものです。



 スポーツをする人が、「家族のためにがんばる」「応援してくれる人のために勝つ」とよくコメントをしますが、勉強する子どもも、「お母さんがほめてくれるから、お母さんのためにがんばる!」と思えたら、すごくいいと思います。



 勉強を自分からやってほしいなら、「やりなさい」と言うのではなく、子どもが安心して楽しめるような環境をつくることが1番です。



 「もう小学生だから」ではなく、「まだ小学生だから」手がかかるのです。
 そうやって関わってあげると、人間は不思議なもので、
いつまでも親に頼りっぱなしではなく、自分から動きたくなるのです。

間違いを指摘すると怒り出す子どもには

実は正解にこだわる良い傾向

 できないことを指摘されると、それ以上親の言うことを聞かなくなる子がいます。


 親なら、書かせることは諦めて、口で言わせましょう。それなら簡単と、やる子もいます。


 間違えた直後は親に反抗して、「やらない!」と言っても、あとでこっそり間違えた問題をやり直す子もいます。こういう子はむしろ見込みがあります。
 「間違ってくやしい」という思いや、「正解したい」というこだわりがあるからです。



 自分に間違いに気づかなかったり、間違っても平気だったりするタイプもいます。


 子どもが自分の間違いに気づかない、または気づかないふりをする場合は、親がわざと間違えるといいでしょう。子どもは大人が間違えたことには敏感です。
 「違うよ。8+5は13だよ」などと子どもが言ってくれば、しめたものです。

1日100回でもほめておけば大丈夫

 親に「やらせよう」感が漂うと、とたんにやる気をなくすこもよくあります。
 子どもは意外に冷静に、親の感情を分析しているのです。



 「自分に自信がないとやらない」のは、「間違って悔しいからやらない」のと同じで、正解することにこだわりがあるからです。
 こういう子は1日100回ぐらいほめましょう。
 そのうちに自分からやるようになります。

正確さを要求しすぎていませんか?

 字が汚いのを指摘すると、「ぼくは読めるからいい」と言う子もいます。
 「あなたはわかっても、相手はわからないよ」と正面から指摘してもムダです。
 「何言ってんの!ダメなものはダメなの!」と感情的に相手を責めても、効果はありません。



 こういうときは、叱らずに「それはおかしいんだよ」と伝えます。


 むきになっている相手に指摘するより、遊びなどで少し外す方が、結果的にはうまくいきます。



 親がこだわりすぎないことも大切です。
 「こういう0じゃないといけない!」ではなく、「お母さんはこう書いてほしいんだ」くらいの言い方がいいかもしれません。

担任の先生を見方につける

教師の批判は子どもには禁句

 宿題が少ない教師もいれば、多い教師もいます。
 通知表で甘い評価をする教師がいれば、厳しい評価をする教師もいます。
 すべての教師が子どものタイプと合うわけではありません。



 ある2年生の男の子は、
 「1年生のときの先生は、漢字が合っているだけで丸をしてくれたのに… 」とブツブツ言いながら感じの宿題をしていました。
 2年生の先生は、「とめ・はね・はらい」を相当厳しくチェックする先生なのです。


 たしかに、細かいところまでダメ出しされると、子どもはやる気を失います。
 こんなとき、親はどう言えばいいでしょうか?


 

 「ほんと、この先生おかしいよね」と悪口を言っても、何もいいことはありません。
 子どもが1年間付き合う教師を嫌いになったら、授業が苦痛になり、成績も下がるでしょう。


 「たしかに細かいね。これは大変だわ。でも先生は、あなたの字を良くしようとして言ってくれているんだよね。1年生のときの先生は優しさを味わったから、2年生は厳しさを味わう時代なんだね」
 と、共感しつつも教師の批判はせず、うまくかわすといいのではないでしょうか。


 野球の試合やオリンピックでも、審判によって判定は違います。
 「絶対ストライクなのに、この審判はボールって言う」
 「サッカーですぐファウルと言う」など、プロにだって不満があります。


 でも、そういう審判のクセを読んで、その人に好かれないと勝てないのです。
 親は子どもの良さを伸ばす時と同じように、教師のいいところに目を向けてつきあっていくのがポイントです。




 いろいろな教師がいることを知るのも、子どものいい社会勉強です。
 1年間担任が変わらないので、結婚でもしたと思ってください。(笑)

 いやな点はすぐに見えてしまいますが、この先生に教わるところはどこかな?と考えて、1点だけでも「いいな」と思うところがあれば、うまくつきあいましょう。

連絡帳には「いつもありがとうございます」のひと言

 親としても、教師に嫌われたくないという本音があるでしょう。
 担任のやり方に疑問があっても、「あそこの親はうるさい」とモンスターペアレント扱いされると、それが子どもについて回るかもしれず、なかなか相談できない保護者がいます。


 たとえば、いつも自分の子どもが宿題に1時間以上かかっていて、宿題の量を減らしてほしいとき、教師にどういえばいいでしょうか?

 ストレートに「多すぎます。減らしてください」と伝えると、教師はやり方を批判されているように感じるはずです。


 私からアドバイスできるとしたら、
まず教師に共感する、教師をほめる枕詞をつけるのが有効です。


 

 教師の大変さを想像して、「うちの子みたいな子どもが40人もいたら、大変よね。
 先生、疲れているだろうな」と思ったら、連絡帳や個人面談で「いつもありがとうございます」とひと言付け足すと、それだけで教師は嬉しいものです。



 参観の授業に、少し物足りなさを感じても、何かひとつでもいいところを見つけて、「先生が一生懸命なのがよくわかりました」などと書くといいのではないでしょうか。



 そうやって親と教師の関係がよくなれば、「実は宿題に毎日1時間以上もかかっていて。今の量は、うちの子には大変そうです 」などと切り出しやすくなります。

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