いきなりですが、あなたのお子さんは、クラス成績は5位以内に入っていますか?
そうであれば、塾をお勧めします!
クラス順位が5位以降のお子さんは、基本的には家庭教師がいいでしょう。
OK! 解決!!
…とはなかなかならないと思うので、1つずつ、私自身の経験、また私が過去に教えてきた・今現在教えている生徒を見ていて、この子にはこっちの方があっているなと思ったことを踏まえて書いていきます。
よろしければ、参考にしてみてください。
なぜ、クラス成績が5位以内の子は塾が合うのか?
自分で勉強するという基礎ができているから
自分で勉強すると言っても、
うちの子、勉強はしてるで?
と簡単に片づけてはいけません。
ここで自分で勉強するとは、
・家庭での勉強時間の確保はもとより、
・どこが重要箇所なのか
・何を覚えればいいのか
・何で間違えたのか
・どの部分が分っていないのか
という分析が自分で既にできている、ということを指します。
このような子は分析する基礎があるため集団の講義式授業であっても置いて行かれることはあまりありません。
私の感覚ですが、大体6位~10位の子は、大体はできているけど、どこかほんの少しだけ上記に書いたことが出来ていなかったりします。それに気づくためには、集団授業よりも、個人的にアドバイスしてくれる家庭教師の方があっているように思います。
自分で勉強する習慣もないし、分析する基礎が整っていないのに、塾へ行っても、塾の宿題が増えるだけです。強制的に増やしても、自分で分析する力が養えていなければ、塾の特性を活かすのは難しいでしょう。
私が中学生だった時クラスで5位以内では無かったと思います。でも塾に行っていました。今自分が家庭教師をやってみて、こうやって教えてくれてたら、今までつまづいた問題が全てクリアになっていただろうなぁと思います。
自分で勉強する時間は確保出来ていたけれど、今振り返ると、どの部分が分っていないのかを詳細に分析することは出来ていなかったなぁと思います。
私がとてもよく覚えているのが、英語です。
例えば、
「私はピアノを弾くことが好きです」 これを疑問文にしなさい。
という問題で、今なら
「あなたはピアノを弾くことが好きですか?」
という文にすればいいということが分るのですが、
当時は「あなたは何をすることが好きですか?」にすればいいってこと?どうなの?
どの箇所を疑問にすればいいのよ!?(怒)
とずっとモヤモヤしつつも、テストの答えと見比べて分析をしなかったので、そういう問題に対してずっと同じ間違いをしていました。笑
意味的には間違っていないのですが、単元別のテストではそれは間違い。
大人になれば、そんな簡単な問題!と思うかもしれませんが、子どもにとっては分からないところを明確にするのは難しいんですよ。
この間違いが解消されたのは、実は私自身が家庭教師を始めてからでした。笑
何が間違ったのか、どうして自分はその答えを書いたのか分析できなければ、いくら同じ問題を解いても、応用問題は解けません。
しかし、5位以内ぐらいに収まる成績の子は、これができているので、どんどん難しい問題に触れる機会を増やし、たくさんの良い先生に教えてもらう機会を増やすことで、より勉強が楽しくなります。
進学校、難関校の傾向と対策が揃っているから
もちろん、プロの家庭教師でもいいと思います。
しかし、塾には、過去何万人と進学校へ送り出したという実績が膨大にあります。
1人の過去の経験談から傾向と対策を立てるのと、過去の膨大な実績から傾向と対策を立てるのでは、全く違ってきます。
私が当時通っていた塾は、とくに資料がたくさんありました。分野、単元別に過去の入試問題を集めたプリントなどが揃っていましたので、その単元を極めるにはその塾はもってこいでしたね。

学校の成績で上位を取れる子は、更に上を目指してみよう!
塾に行けば、過去問や、難しい問題も分かりやすく解説してくれる先生もいるし、自分より上の成績の子もいるから、お互い切磋琢磨できるんじゃないかな!
なぜ「何が分からないのか分からない」子に家庭教師が合うのか?
つまづいた箇所を気づかせてくれるから
塾に入ると、1対1で教えてくれるところは少なく、ほとんどが2人以上の集団授業です。
塾も学校と同じように先生主体で授業が進んでいくので、つまづきをフォローしてくれることはほとんどありません。
その点、家庭教師だと、1対1なので、どこにつまづき、理解力がどの程度が判断して教えてくれます。
問題につまづいているところを見て、
(私の心の中)
あ~、この公式を覚えられていないから、この問題でつまづいてるんだなぁ。
まずは、公式の確認をしてみよう。
↓
「この問題はある公式を使うんだけど、どんな公式を使うか覚えてる?」と聞きます。
その返答によって、公式を覚え直したり、公式を覚えてはいるけど、使いどころが分っていなかたりすると、なぜこの公式を使うのかを説明します。
一人で勉強していると、
”自分は公式が分からないからこの問題が解けない”のか、
”この問題にはこの公式を使うことが自分は分っていない”
など、詳細に分っていない部分を見つけるのことができません。
だから、「何が分からないのか分からない」に陥ってしまうのです。
子どものペースに合わせて進めてくれるから
これも家庭教師を利用する特権ですね!
計算がゆっくりでも、先生は待ってくれます。
どうやって解いたらいいのか、どの公式を使えばいいのか、思い出せそうだけど、すぐには出てこない…。
「う~ん・・・」と考える。
そんな時間も家庭教師なら待ってくれます。塾や学校は、待ってくれませんからね・・・。
特に私は、考えている間はヒントも出さずに待ってみます。
他人の考えていることは分かりませんが、自分でいろいろ考えて分からなければ、子どもの方から言ってきます。
それを待つのです。
そして、今、頭の中で考えていたことを教えてもらいます。
それを言葉として発することで、自分はここまでは理解できているけど、その先が分からないということが再認識できます。
その認識を基に私はヒントを出すことができ、よりその子の頭の中の理解度に沿った進め方ができます。
私は、子どものめちゃくちゃ考えた後の「あ!分かった!」や「できた!!」の顔を見るのがとても好きなんです。
教科時間の配分は臨機応変にすることができるから
科目で得意不得意が分かれている子もいれば、数学は基本的には得意だけど、証明だけ苦手や、科目内で得意不得意が分れる子もいます。
塾であれば、教科と時間はきっちり固定されているので、不得意分野を得意分野と同じ時間で理解するのはなかなか難しくなります。
家庭教師だと、割り当てられた例えば90分の中で、この子はここが苦手だからゆっくり進めようなど臨機応変に対応できます。
しかし、1回の授業で苦手分野に時間をかければ良いわけではありません。
大人である私たちでさえ、苦手なことを1日中やれと言われると、ゲンナリしませんか?
それでなくても、苦手分野に対する子どもの拒否反応は相当なものですから、
「あれ・・?苦手って思ってたけど、案外解けるやん、私。」と思ってもらえるように、簡単な基礎問題から少しずつ、でも頻繁に接触回数を増やして進めていきます。
そのためには、学校や塾の授業のような時間配分で教科を進める方法はあまり向きません。
家庭教師のような、その子に合った方法で進めるほうがより勉強も楽しくなるし、苦手も克服できてきます!
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苦手分野の克服は、1対1で教えてもらうのが1番!!さらに、理解はできるけど、問題が解けないと意味がないから、少しずつ苦手問題を解けるように一緒に寄り添ってくれる人がいると、頑張ろうって気にもなるしね!
なぜ、時間を有効に使いたい子がオンラインが合うのか?
好きな時間、好きな場所で勉強できるから
私が教えていた生徒でよくあったのが、家族旅行や家族行事など。
もちろん、行かないでください!なんて言いません!!笑
夏休みや冬休みには家族でいろんな所に出かけて思い出をたくさん作りたいですよね!
特に学校が休みの間は、今学期、今学年で苦手なところの復習、前学年の復習、入試対策など、今のうちにカバーしておきたいことがたくさんあります。
え?1回休むだけやん。って思いました?
1回の休みを取り戻すためには、振替をしなくてはいけません。
まず、振替する日程の確保、時間の確保が必要です。
他の習い事や、お稽古が入っていると、なかなか時間は取れません。
いやいや、うちは他に何も習い事やってないから~!いつでも振替WELCOME!
と思うかもしれませんが、先生の方の都合もあります。
また、今までは定期的に行っていた勉強の間隔が急に空くと、先週やってたことを忘れていたりします。それを復習することにも時間を取られるため、結局振替では次に進めようと思ってたことが出来なかったりするのです。
月の回数で見ると同じ回数かもしれませんが、実際のやっている内容的には差が出てきてしまいます。
塾なら1回休むだけで、ついていくのが難しくなります。
特に集団授業をしている塾が、個別に補講をしてくれることはあまりありません。
なので、自分である程度勉強して、分からないところを先生に聞きに行かなければならないのです。 (子どもの裁量にかかってる)
とても脅しに聞こえるかも知れませんが、会社も1日休むと次の日が結構大変だったりしませんか?そんな感じです。
ネット環境さえあれば、今はどこでもなんでもできてしまいます。
「毎年の恒例行事が絶対にある」など、子どもの勉強のペースを乱してしまう固定の要素が取り除けないのであれば、オンラインも1つの良い手段ではないかと思います。
大人である親が子どもに対してしっかり勉強してほしいと思うのであれば、親の都合で子どもの勉強ペースを乱すような環境を作らないようにする対策は必要かもしれませんね。
短時間でも利用可能だから
塾や家庭教師は最低でも1時間以上の利用からしかできません。
しかし、オンラインなら、勉強の促しのための10分程度からの最近の進捗や不明点などのやりとりをしてくれるサービスもあります。
何事も、始めるまでは腰が重いと感じますが、始めてしまえば、頭も気持ちものってきて、気付いたら1時間勉強していたなんてことがあると思います。
しかも10分だけのサービスで子どもが頑張ってくれるなら、なんてお買い得なんでしょう~♪
親に「まだ勉強しないのか?」と言われて、
「今からやろうと思ってたところなのに!もうやる気なくなった!」
というやり取りを過去に1回はしたのではないでしょうか。笑
また、反抗期も重なり、親に言われるよりも第3者に言われる方が、素直に聞けるときもあるものです。
そんな時にもオンラインなどの第三者である先生に頼ってみましょう!
家に人を呼ばなくてもいいし、外に出る必要もないから
「家庭教師がうちの子に合ってると思うけど、夕方は子どもしか家にいないしな…」
「うちの子は成績はいいけど、塾の行き帰りが心配」
「あと、掃除するのも大変やしなぁ…(;’∀’)」
という親御さんもいらっしゃるでしょう。
そのような時にオンラインはとても役立ちます。
ネット環境さえあれば、大人がいない家に先生を呼ばずにすみますし、また、探せば、進学校に特化したプログラムも準備されているところもありますので、夜の外出に関して心配になることはありません。
特に、オンラインも使用することを含めると、良い先生を探す範囲が広がります。
良い先生という噂があるけど、うちまで来てもらうのはちょっと遠いなぁ(交通費がかかる)など、他府県であれば、交通費の方が高くなる可能性もあります。
教える側の本音としても、行き帰りの時間が短縮できるオンライン授業は、非常に有難いです!

ネット環境があり、
・決まった日程に縛られたくない
・短時間だけ利用したい
・家に呼べない、夜の生き帰りが心配
に1つでも当てはまれば、オンラインを使用するのも1つの案に入れるのもあり!
今はネットの時代。今後のことを考えて、早くから良い環境でのオンライン授業に慣れておくのもいいかもね♪
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