進めるスピード、説明の仕方、勉強時間、今日する内容 etc…すべて基準は子どもにする。
知らず知らずのうちに自分基準で進めてませんか?
親が教えると必然的に、自分の経験から教えてしまいます。
- 自分は、学生のころ毎日これくらい勉強してた。
- こんなの出来て当たり前。
- 教科書読んだら理解できるはずなのに。
- なんで1回の説明で分からないの?
- なんで何回も説明したのに分からないの?
- なんで問題を解く前に諦めるの?
- なんでこんなことも覚えられないの?
自分も出来たんだから自分の子どもだってできるはず。
そんな思いから家庭学習を始めてしまうと、
すぐに上手くいかなくなります。
逆に考えてみてください。
現役東大生や、現役ハーバード大生に、あなたは勉強を見てもらうことになりました。
その方達の基準で勉強を教えられたらついていけますか?
「僕は、食事と風呂とトイレ以外はずっと勉強してましたよ。」
「僕にもできたんだから、あなたにもできるはず!」
極端な例かもしれませんが、お子さんから見れば、それぐらいの感覚があります。
意外とやってしまいがちな過去の自分と今のお子さんを比べてしまうこと。
いくら自分の子どもだからといっても、別の人間です。
この子はどれくらいのスピードで教えればいいんだろう。
理解力はどれくらいだろう。
苦手なことってなんだろう。
私のこの説明では上手く伝わらなかった…。
私も、まだまだ試行錯誤中です。
いろんなお子さんを教えているからこそ、
十人十色、百人百様といいますか。
その日のお子さんの体調や、やる気、気分によっても対応が全然違ってきます。
まずは、自分基準でお子さんを見るのではなく、お子さん基準で進めていきましょう。
それをするだけでも、ぐっとケンカも減りますし、
イライラすることも少なくなります。
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