「前向きに何でもやってみる」ということが最も重要
人生という絵は、最初の一本の線から始まります。
一本の線を描いているときに、それがいずれ大きな絵になるということは、絵を描いている本人が想像していくものです。
ですから、とりあえず前向きに何でもやってみる。
それが成功脳を手繰り寄せる方法でもあります。
もし、その線だけを見ていれば、絵の全体像は見えてきません。
それを勉強や仕事に置き換えてみて、今やっていることがたとえ小さなことでも、いずれ大きな成功を勝ち取る布石となるという気持ちで取り組んでみるとよいのではないでしょうか。
ウオーキングなどの運動をすると思考が整理できる
現代社会において、「運動ができている」というのは、ある意味では成功者の一つの指標といっても過言ではありません。
なぜなら、毎日忙しくしているビジネスパーソンが、あえて運動する時間をつくるためには、ビジネスでも欠かせないさまざまなスキルが必要になってくるからです。
「スケジュール管理ができる」
「隙間時間を見つけられる」
「健康に気を遣っている」など、といったことです。
成功脳を手に入れるためには、ウォーキングをはじめとする運動も極めて効果的といえます。
仕事に行きづまったときや、ストレスを感じているときに運動をすることで、「無意識を耕す」作用があるからです。
特に、自分ではコントロールできないようなさまざまなコンディションを整えるために、ウォーキングしたり、運動をするというのはいいことです。
さたにいえば、運動をする習慣を身につけると、決断力がどんどん養われていきます。
運動を続ける秘訣は、絶対にムリをしないということです。
例えば、雨が降ったり、体調が悪いときには休んでもいいというくらいの気持ちでやるほうが長続きします。
真面目な人ほど、運動ができなかったときに「ああ~、やっぱり続けられなかった」と、なってしまいがちです。
それで運動自体を止めてしまうことになってしまってはもったいないのです。
「昨日までのことは置いといて、今日ベストを尽くせばいい」
それくらいの気持ちを持つことが、運動を続けられるかどうかの非常に大きなポイントなのです。
このような「ベストフォート方式(最大限努力はしてみる)」という考え方は、運動のみならず、ビジネスでも有効な考え方です。
自分の居場所は一つだけでなくてもいい
成功脳と失敗脳のチェックリスト
以下の設問に〇✖で答えてみてください。
□人の意見をよく参考にしている
□作業中は楽しく、終了後にその出来事に対して不満が生じる
□「いつまでに仕上げる」と時間を決めて作業している
□作業に没頭することがよくある
□同じ失敗は繰り返さない
□「自分はまだまだ」と思っている
□自分を追い込むタイプだ
□やるべきこと(To Doリスト)は、頭の中で管理している
□日常の中で運動を習慣にしている
□何事もすぐとりかかるほうだ
□自分自身のことをよく褒めている
11個すべての設問は、成功脳の持ち主の特徴を表します。
ですので、もし〇が6個以上ついた人は成功脳パターンが強く、反対に、〇が5個以下の人は失敗脳パターンが強いということになります。
これをもとに、自分の特徴を踏まえて本書を読み進め、自分の失敗脳のパターンを断ち切り、成功脳パターンへ切り替えていくようにチャレンジしてみてください。
「仕事も人生も、脳の使い方一つで成功できる!」
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